人というのは驚くほど自分中心の生き物です。誰かのためと思ってやっていたことも、気がつくと自分のためだったりして。目の前にいる人に向き合っているようで、ぼんやり他のことを考えていたり。頭はいつも忙しい。心はいつもここにあらず。自分の時間を誰か他の人に使うということは、いかにエネルギーのいることでしょうか。
今度こそ、覚悟を決めて誰かに寄り添うということをまじめに取り組んでみましょう。まずは無理なくできる範囲から。たとえば1%だけ。
1日は24時間。24時間を「分」に置き換えると1440分になります。その1%と考えると約14分。たったの14分を、自分ではない他の人に使ってみるのです。
目を見て話を聞く、心を込めて料理をつくる、贈り物を選ぶ、お礼のメールを書く…
特定の時間だけ自分以外の人に使おうと決めることで、無意識の「自分中心」から意識的に開放されて、すべての物事に対してやさしくなれます。頭や心の余白を取り戻し、穏やかになれます。人間関係にもゆとりをもって、心を開いて人と向き合えるようになるのです。
