夫婦円満の潤滑油は手みやげ。たいてい私は自分の買い物のついでに、ひとつだけ奥さんの好きなものを買って帰ります。この日常的に積み重ねる小さなサプライズが、お互いの関係を良好に保つ秘訣です。
それは決して夫婦関係に限ったことではないと思います。私たちは節目節目でお世話になった相手への感謝の気持ちや思いやる心を、時としてモノに託します。
相手のとらえ方によっては、人間関係をモノに委ねてさぼっていると感じる人がいるかもしれません。もちろん、日頃から相手のことを気遣ったり行動でしめしたりする姿勢が前提としてあってこそだとは思いますが、モノを贈るという行為は大切なコミュニケーションのしるしです。
私は、誰かが自分のことを思って買ってきてくれた手みやげや贈り物を受け取ると、私なんかのために!と感動します。目に見える形で表現されると素直に嬉しいものです。
もらったモノが何であるかよりも、相手が私のために時間を使ってくれたことが嬉しい。私が喜ぶことを想像しながら選んでくれたんだなって、その時間を私も想像して、お互いに嬉しい。
買い物のついでだったとしても、あなたのこと忘れていませんよというシグナルを微弱でも発信し続けることで気持ちが伝わるのです。
