わかりやすさの裏側

私は学生の時、アルバイトで塾講師をしていたことがあります。中学生に英語を教えていました。私は特段英語が得意科目というわけではなかったのですが、中学英語程度なら多少の予習で教えられるだろうと、高をくくっていました。 その日…

わかりやすさを求めて

私は本を読むのが好きです。様々なジャンルを手当たり次第につまみ食いするのが好きなのですが、中でもこの本おもしろいなと思う本には共通点があります。 それは文章がわかりやすい本。まわりくどくなく、まっすぐに結論にむすびつく本…

どこまで書くかの葛藤

牧場のリアルを伝える活動には使命感を持って取り組んでいます。ある意味でそのために酪農家になったと言っても、決して大袈裟ではありません。 しかし酪農家として生産現場の現実をどこまで書くかという葛藤があるのもまた事実です。 …

美しい日本語の先生

中学生になるとクラス担任の先生は各々に専門教科を持っていました。1年生の時は保健体育が専門の先生。2年生からは国語が専門のヒロコ先生が私のクラス担任でした。 ヒロコ先生は校内でも随一の情熱家。愛のある厳しい指導をしてくれ…

母の作文指導

月曜日の作文の宿題には親子で熱心に取り組みました。私が独力で書き上げた作文には、提出前に乗り越えなければならない家庭内の関門があります。 それが母の目。頭から結びまで、一通り母の厳しい目で添削が入ります。いつも優しい母が…

月曜日の作文帳

アキコ先生は自ら学級通信を配るだけではなく、毎週欠かすことなく私たちにも作文の宿題を課しました。その宿題は週末の金曜日に告げられ、週が明けた月曜日に提出するのが決まりです。 私たちは「作文帳」と書かれたノートに毎週ぎっし…

書き続ける情熱

小学三年生の頃、転校生だった私を髪の長い女性が迎えてくれました。担任のアキコ先生はとても几帳面な方で、手書きの学級通信を毎日配ってくれました。 生徒も保護者もわら半紙に印刷されたそのプリントを毎日楽しみにしていました。私…